涼しい僕たちは扇風機を使う

扇風機が生み出す風とカルチャーを探求しています。

壁掛け扇風機のメリットとデメリット

time 2025/01/06

下記をアップしました。

扇風機 学校用って?

 
ここで壁掛けタイプの扇風機について触れていますので、深堀したいと思います。

 

壁掛け扇風機のメリット

まず、壁掛け扇風機の最大の利点は、教室内の限られたスペースを有効に活用できる点です。床や机の上に設置する必要がないため、生徒や教職員が自由に移動できる通路を確保しやすくなります。特に、教室内の動線を確保することが重要な学校環境では、この特徴が大いに役立つでしょう。壁掛けという設置方法そのものが、空間を広く使いたい学校のニーズに応えてくれます。

また、安全性と衛生面でも壁掛け扇風機には大きなメリットがあります。低学年の児童や活発な生徒が多い学校では、床に置かれた扇風機が倒れたり、触られたりするリスクが高まります。壁掛けタイプであれば、これらのリスクを最小限に抑えることができます。さらに、掃除の際に床置き型の扇風機を移動させる手間も省けるため、教室を清潔に保つための負担が軽減されます。

壁掛け扇風機が提供する風の広がりも、学校環境には適していると言えるでしょう。高い位置に設置されることで、風が教室全体に行き渡りやすくなります。これにより、一部の生徒だけが涼しさを感じるといった不公平感を軽減でき、教室内全体を快適な空間にする助けとなります。

 

壁掛け扇風機のデメリットと課題

しかし、壁掛け扇風機にはいくつかの課題も存在します。その一つが、大型の扇風機を壁に取り付ける際の制約です。学校の校舎は必ずしも頑丈な壁材で作られているわけではなく、特に古い建物の場合、壁が重量を支えられない可能性があります。そのため、設置には専門業者による安全性の確認や取り付け作業が必要となり、結果としてコストが増加することがあります。

また、小型の壁掛け扇風機では、風量が不十分になる場合もあります。特に、広い教室や生徒数の多い教室では、風量が足りず、空気が十分に循環しないことがあります。このため、教室の広さや配置に応じて適切な機種を選ぶ必要がありますが、それが難しい場合には他の選択肢も検討しなければなりません。

さらに、壁掛け扇風機の固定設置という特性上、風向や角度の調整に限界がある点も課題です。座席の配置によっては、一部の生徒が風を強く受けすぎたり、逆に全く風が届かない場所が出ることがあります。こうした不均衡を避けるには、設置位置の選定が重要ですが、完全に解消するのは難しい場合もあります。

 
 
 
うーん、どうでしょうね。

今すでに設置されているのなら、それを使えばいいと思いますが、新たに設置しようとすると結構な費用がかかりそうなのと、小型の扇風機だと、教室全体に風が行きわたるかどうか。たしかにあれば便利だけど。というところでしょうかね。

現実的には、据え置き型かなと思います。あと、涼を取るなら扇風機で、教室内の空気を循環させるならサーキュレーターです。ただし、サーキュレーターは結構音が大きいので注意が必要です。

お知らせ